お客様の声 株式会社トレード様
看板は最後に取り付けることも多いので、納期に遅れることができない仕事です。仕事が決まるまでは多少時間がかかったとしても、決まればすぐに材料を準備して制作に入ります。そのため、注文が入れば何処にいようとすぐに材料を発注し、納期も最短で依頼されることが慣習になっているところもあります。また、作業だけでなく材料の発注から事務処理まで全てをご自身でされる個人事業主の方も多い業界なので、忙しい時にすぐに連絡ができて手間がかからないと言うこともあり、電話での発注も多い状況です。ただ電話なので聞き間違えもありますし、お客様によっては「いつものお願い」と頼まれることもあり、ミスや手間を考えるとFAXでの注文をお勧めしたく、各お得意様用の専用FAX用紙も作って運用もしていますが、業界として忙しい状況は変わりませんし、お客様の都合もありますから、どうしてもお願いベースにはなります。こうした状況を鑑みた時にお客様の利便性と営業側のミスや手間をなくす上で、既に運営していたECサイト「サインシティ」をB to Bや法人取引に活用できないかと思ったのがきっかけです。出先からすぐにFAXは送れませんが、スマホであればECサイトを見ることができます。もちろん電話の方が早いと言われることもあると思いますし、最初は面倒かもしれませんが、最近では大半の人がスマホを持っていますので、使い慣れていただければFAXより少しハードルは低いのではないかと考えました。
EC活用のメリット
- ECを活用したことでのメリットを教えてください
- サイトの中でB to B向けの機能としてお得意様専用の棚を作ったり、今までの購入商品一覧からすぐに買えるような仕組みを作ったりと、ネットなのにリアルな営業のような心遣いで人とネットの掛け合わせでしかできない取り組みを考えられていますが、こうした取り組みを考えられた経緯を教えてください。
エシカル消費とは?取り組み事例や商品、企業や個人ができることを解説|SDGsにまつわる重要キーワード解説
エシカルを直訳すると「倫理的な」「道徳上の」という意味です。一般的には、法律とは関係なく、多くの人が正しいと思うこと、良心に基づく社会的な規範という考え方を指します。
エシカル消費は、人や社会、環境、地域などに配慮した消費行動とされています。
これまで経済を最優先にしてきた消費行動は、気候変動や生物多様性の損失など多くの問題を生み出してきました。その反省に立ち、エシカル消費は、自分だけでなく周りの人々や環境がよりよくなるように考えた消費行動です。安心・安全、品質、価格に次ぐ第4の尺度とも言われ、持続可能な消費のひとつのモノサシとして注目されています。
これまで環境問題に対すると取り組みとして「エコ」がありましたが、「エシカル」は環境だけでなく、貧困、児童労働、福祉、食品ロス、生物多様性の損失、地域の課題といった、社会全体に関わる問題を、倫理的な消費行動によって解決していこうとする点が特徴です。
エシカル消費の理念
エシカル消費の理念は大きく「人・社会」「環境」「地域」の3つのジャンルに分かれます。
私たちが生きていくうえで、消費は欠かせないものです。これらの理念では、日々の消費をさまざまな地球上の課題を解決する消費に変えていくことを、求めています。
エシカル消費とSDGs
エシカル消費でできること
目標2(飢餓をゼロに)
・食品ロスをなくす
・農業の持続につながる消費
目標3(すべての人に健康と福祉を)
・オーガニック製品を選ぶ
目標10(人や国の不平等をなくそう)
・フェアトレードなどの製品を選ぶ
目標11(住み続けられるまちづくりを)
・省エネやゴミ削減を意識した消費
目標12(つくる責任つかう責任)
・人、環境、社会に配慮した消費
目標14(海の豊かさを守ろう)
・脱プラスチック消費
目標15(陸の豊かさも守ろう)
・環境と生物多様性の保護を意識する
目標17(パートナーシップで目標を達成しよう)
・地元の生産者との連帯・協働を行う
エシカル消費とSDGsゴール
商品やサービスが国をまたいで流通する現代において、商品を購入する際、誰がどこでどのような方法で作られたものかを知る機会は少なくなり、私たちもまた十分に関心を持つことをしてきませんでした。食品ロスや児童労働、環境破壊など世界で起こっているさまざまな問題は、私たちが便利だから安価だからと何気なく購入しているものがつくっているかもしれません。
エシカル消費はそのような消費行動をやめ、人や環境、社会に配慮した製品を選択する消費であり、個人の行動で未来を変えることができる消費です。エシカル消費は、SDGsで課題とされている環境や貧困、食糧危機などの問題を解決するための有効な手段と考られています。
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