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仮想通貨はどのようなテクニカル分析が有効

仮想通貨はどのようなテクニカル分析が有効
【図表2】ビットコイン/円の推移(2020年1月1日~2021年5月31日)
出所:市場データよりMonJa作成

オシレーター系指標

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初心者向け仮想通貨取引完全ガイド

仮想通貨 の場合、ファンダメンタル分析には、オンチェーン・メトリクス と呼ばれるパブリック・ブロックチェーンのデータを扱うデータサイエンスの分野が含まれることもあります。これらのメトリクスには、ネットワーク・ハッシュレート、トップホルダー、アドレス、トランザクションの分析などが含まれます。パブリック・ブロックチェーンの豊富なデータを利用して、アナリストはネットワークの全体的な健全性や特定の側面を分析する複雑なテクニカル・インジケーター を作成することができます。

ファンダメンタル分析は株式市場や FX では広く使われていますが、現状の仮想通貨にはあまり適していません。このアセットクラスは非常に新しく、市場評価を決定するための標準化された包括的なフレームワークが存在しません。さらに、市場の多くは 投機 や当事者の経験によって動いています。そのため、基本的な要因が 仮想通貨 の価格に与える影響は、一般的にはごくわずかです。しかし、市場が成熟すれば、より正確な仮想資産の評価方法が開発されるかもしれません。

テクニカル分析とは?

とはいえ、テクニカル分析は、将来の値動きの確率を予測するためだけのツールではありません。つまり、リスクマネジメント の枠組みとしても有効です。テクニカル分析は、市場構造を分析するためのモデルを提供しているため、トレードマネジメントをより明確に 測定可能 にします。そういった意味で、リスクを測定することは、リスクマネジメントをするための最初のステップといえます。そのため、テクニカル・アナリストの中には、厳密にはトレーダーとはいえない人もいます。彼らは、テクニカル分析を純粋にリスクマネジメントのためのフレームワークとして使用することがあります。

ファンダメンタル分析 vs テクニカル分析 - どちらが良いのでしょうか?

金融市場を動かしているものは何でしょうか?

先に述べたように、経済状況などの ファンダメンタル 要因も考えられます。さらに、仮想通貨の 時価総額 のような技術的な要因も考えられます。また、市場状況 や最近のニュースなど、他の要因を考慮する必要があるかもしれません。

マーケットトレンドとは?

マーケットトレンドの特徴は、後から見たときに絶対的な確信を持って判断することができることです。あるイベントが発生する前に、そのイベントを正確に予測していたと自分に言い聞かせる傾向があることを意味する 後知恵バイアス という概念をご存知でしょうか。ご想像のとおり、後知恵バイアスは、マーケットトレンドを見極め、取引の判断を下すプロセスに大きな影響を与えます。

マーケットサイクルとは?

第2章–金融市場とトレード戦略

コンテンツ

金融コモディティとは?

現物市場とは?

現物市場とは、金融コモディティを ”直渡し” と呼ばれる形で取引する市場です。ここでいう ”直渡し” とは、金融コモディティを現金と交換することを意味します。これは不要な区別のように思えるかもしれませんが、市場によっては即座に現金で決済されないものもあります。例えば、先物 市場の話をすると、資産は後日(先物契約の満期時)に引き渡されます。

では、これは仮想通貨市場の文脈ではどのような意味を持つのでしょうか?バイナンスの現物市場では、どんなことができるのでしょうか?お互いにコインを交換することができます。つまり、BNBをBUSDに交換したい場合は、BNB/BUSD の現物市場に行ってみてください!同じように、BNBを BTC に交換したい場合は、BNB/BTC の現物市場に行くことになります。注文が完了すると、あなたのコインは即座に交換されます。これは、仮想通貨を取引する最も簡単な方法の一つです。

マージン取引とは?

マージン取引とは、第三者から借りた資金を使用して取引を行う方法です。マージン取引は、結果を増幅させることになります – 上げても下げても、結果が増幅されます。マージン取引アカウントがあれば、トレーダーはより多くの資金を利用することができ、カウンターパーティリスクをある程度排除することができます。それはなぜでしょうか?それは、トレーダーは同じ ポジションサイズ で取引しても、仮想通貨 取引所 に置いておく資金が少なくて済むためです。

マージン取引というと、証拠金レバレッジ という言葉をよく耳にします。証拠金とは、お客様がコミットする(つまり自身のポケットから出す)資本額のことです。レバレッジとは、マージンを増幅させる量のことです。つまり、2倍のレバレッジを使用すると、証拠金の2倍のポジションを開くことになります。4倍のレバレッジを使用した場合、マージンの4倍の金額のポジションを開くことができます。

デリバティブ市場とは?

ある推計によると、デリバティブ市場は世界で最も大きな市場の一つです。それはなぜでしょうか?デリバティブは、ほとんどすべての金融商品に存在します – つまり、デリバディブ自体にもそれは存在しており、デリバティブからデリバティブを作成することができます。そして、その デリバティブからさらなるデリバティブが作られたりしています。これは、今にも崩れそうなカードの家のように聞こえるでしょうか?しかし、それはあながち間違いではないかもしれません。2008年の金融危機 では、デリバティブ市場が大きな影響を及ぼしたという意見があります。

ビットコインで資産運用! 仮想通貨ゼミナール Lesson 4 “値動きが激しい”ビットコインを資産運用に活用

FXcoin 大西知生氏

慶應義塾大学経済学部卒業後、東京銀行へ入行。ドレスナー銀行、JPモルガン銀行、モルガン・スタンレー証券、ドイツ銀行グループを経て、2018年に仮想通貨取引所のFXcoinを設立。2017年まで東京外国為替市場委員会副議長、同Code of Conduct小委員会委員長に従事。『J-MONEY』誌において2008年、2011~13年、2017年にテクニカル分析ディーラー・ランキング第1位を獲得する。経済学博士。

ビットコインは1年あまりで価格が14倍に上昇

ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)は、よく「値動きが激しい」というイメージで語られます。

日本時間の2020年11月4日に、アメリカの大統領選挙の開票が行われました。アメリカは世界最大の経済大国であり、その大統領が誰になるかで株価や為替が大きく動くことがあります。実際に、大統領選の翌週から日米の株価は上昇を始めたのですが、株価の上昇をはるかにしのぐ値上がりを見せたのがビットコインでした(図表1)。

ビットコイン/円の推移

【図表1】ビットコイン/円の推移(2020年1月1日~12月31日)
出所:市場データよりMonJa作成

ビットコイン/円の推移

【図表2】ビットコイン/円の推移(2020年1月1日~2021年5月31日)
出所:市場データよりMonJa作成

4月が価格のピークで、一時1BTC=700万円を超えたこともあったので、2020年3月の底値と比較すると、ビットコイン/円は1年あまりで14倍もの値上がりとなりました。しかし、4月後半から5月にかけてビットコイン価格は急落し、同年6月上旬時点においても価格は下落傾向にあります。

株価や金価格よりはるかに値動きが大きいビットコイン

ビットコインの値動きを他の資産と比較すると、2020年11月の米大統領選挙の直後には、ビットコインの値上がりが際立っていました(図表3)。民主党のバイデン氏が勝利を確実にしたことも影響したのか、同年10月1日からの6週間で株価は1割近く値上がりしたのですが、ビットコインはほぼ5割の値上がりです。

ビットコイン/円とその他の資産の値動きの比較

【図表3】ビットコイン/円とその他の資産の値動きの比較
(2020年10月1日~11月11日)
2020年10月1日時点の価格を100として指数化
出所:市場データよりMonJa作成

2020年1月から11月上旬にかけてのビットコインの値動きを他の資産と比較してみると、上にも下にも大きく動いていることがわかります(図表4)。価格が上がるときは、今回の米大統領選の直後のように大きく上がるのですが、下がるときもまた急で、新型コロナウイルスが流行した2月から3月にかけては、わずか1カ月で半値以下に落ち込んだこともありました。

ビットコイン/円とその他の資産の値動きの比較

【図表4】ビットコイン/円とその他の資産の値動きの比較
(2020年1月1日~11月11日)
2020年1月1日時点の価格を100として指数化
出所:市場データよりMonJa作成

ビットコイン/円とその他の資産の値動きの比較

【図表5】ビットコイン/円とその他の資産の値動きの比較
(2021年1月1日~5月31日)
2021年1月1日時点の価格を100として指数化
出所:市場データよりMonJa作成

この値動きの大きさを見て、「ビットコインには怖いから投資したくない」と思う気持ちもわかります。でも、ビットコインにせよ株式にせよ、金融商品の「値動き」は、本当に怖がるべきものなのでしょうか?

著名な投資家がインフレ対策で仮想通貨を保有

「値動きが大きくて怖い」というイメージで語られがちなビットコインを、世界の名だたる投資家が資産に組み入れる動きが加速しています。

前回の記事で、仮想通貨が送金などの実用的な手段で使われる機会が増えていることを書きました。これらの実需に加えて、世界の著名な投資家が仮想通貨の売買を行うようになったことは、仮想通貨のイメージが「怪しい投機の手段」ではなく、「有効な資産運用の手段」へと変わってきたことを示しているように思います。

ビットコインと金


ビットコインは「デジタルゴールド」とも呼ばれることもあり、金(ゴールド)と並ぶ「インフレに強い資産」と認識されつつある

仮想通貨を個人の資産運用に活用する

ビットコイン/円の交換レートが、仮にドル/円の為替レートより10倍激しく動くとするならば、「ビットコインの資金効率は米ドルの10倍」とみなすことができます。ドル/円を10万円分持つのと同じ効果が、ビットコインなら1万円買うだけで得られる。そんな考え方も成り立ちます。

ビットコインもうまく活用すれば、私たちの資産運用がより効率的なものになるかもしれません。

ビットコインをはじめとする仮想通貨の価格は、どういった要因で動くのでしょうか。これは株価や為替と同じように、さまざまな要因がからみ合っているので、100%言い当てるのは難しいものです。それでも、大きな値動きが発生したときの市場の背景をていねいに読み解くことで、今後に向けて何らかの傾向がつかめるかもしれません。アナリストが配信するレポートや動画にも注目してみましょう。

大西さんのひとこと
FXcoinは、XRPを使ったスワップ取引に向けての実証実験を、SBIグループや住友商事とともに進めています。米ドルなどのリアルな通貨と同じように、仮想通貨(暗号資産)を取引する手段が多様になれば、事業会社や投資家にとって仮想通貨がより扱いやすくなり、価格の安定化につながることが期待できます。
「値動きが激しくて怖い」というイメージで語られがちな仮想通貨を、皆さまにとってより身近に、より使いやすいものにしていきたいと考えています。

ビットコイン市場は効率的か~テクニカル分析・ファンダ分析の有効性を探る

岩壷教授の経済教室 暗号資産 仮想通貨

岩壷教授の経済教室 第6回

ファイナンスの世界で市場が効率的というのは、資産価格がその本源的価値(ファンダメンタル・バリューあるいはイントリンジック・バリュー)に関する情報を十分に反映しており、価格と本源的価値が一致していることをいいます。反対に、価格が本源的価値から乖離しているとき、つまりバブルが発生しているときは市場が非効率的になっているということになります。
暗号資産(仮想通貨)市場が効率的かという問題意識で実証分析した研究は非常にたくさんあります。しかし、暗号資産(仮想通貨)の本源的価値とは何かを議論し始めると禅問答のような終わりの見えない議論になりかねません。そこで、暗号資産(仮想通貨)の本源的価値は何かという問題を棚上げして、もう少し計測可能な領域で市場の効率性が議論されてきました。
ここでよく使われるのが「ファーマの3つ基準」です。ファーマは効率性の基準として、価格に含まれる情報の範囲の違いに応じて、(1)ウィーク型の効率性、(2)セミストロング型の効率性(3)ストロング型の効率性という効率性に関する3つの基準を提示しました。
ウィーク型の効率性とは、過去の価格に関する情報を迅速にかつ完全に織り込んでいることをいいます。過去の価格を利用して現在の価格を予測できれば、過去の価格情報が現在の価格に織り込まれていないことから、価格はウィーク型の意味で非効率的といいます。逆に将来の価格を予測できなければ、テクニカル分析(チャート分析やシステム取引)の有効性は否定されることになります。
次に、セミストロング型の効率性とは、現在の価格が過去の価格に関する情報とすべての公開情報を迅速にかつ完全に織り込んでいることをいいます。過去の価格やすでに発表されている公開情報を利用して現在の証券価格を予測できるかどうかを検証し、予測できなければセミストロング型の効率性が満たされることになります。暗号資産(仮想通貨)の場合、マクロ経済や暗号資産(仮想通貨)に関するニュースをもとに取引して平均的に収益を上げることができなければ、ファンダメンタル分析の有効性は否定されることになります。
最後に、ストロング型の効率性とは、現在の価格が過去の価格に関する情報やすべての公開情報に加えて、内部情報など私的情報を迅速にかつ完全に織り込んでいることをいいます。私的情報とは暗号資産(仮想通貨)の発行体でしか知りえないインサイダー情報などです。したがって、ストロング型の効率性が満たされるとき、インサイダーですら収益を上げられないことになります。
ビットコイン市場がウィーク型の効率性を満たしているのかを最初に研究した論文はUrquhart(2016)です。この研究では2010年から2016年までのデータをもとに、6つの統計的手法を使ってビットコイン市場は非効率的であるが、市場が成熟するに従い効率性が向上していることを示しました。その後、市場の効率性を支持する研究も出てきましたが、数多くの研究を調査したKyriazis(2019)によると、暗号資産(仮想通貨)市場が非効率的であることを示した論文は40論文中37論文もあり、現在でもビットコインを含む多くの暗号資産(仮想通貨)市場は非効率的といわれています。
セミストロング型の効率性を検証した論文として、Vidal-Tomas and Ibanez (2018)があります。彼らはビットコインの価格はビットコインのニュースに対しては反応するものの、金融政策のニュースに対しては影響を受けていないことを報告しています。
また、Liu and Tsyvinski (2018)仮想通貨はどのようなテクニカル分析が有効 はビットコイン・イーサリアム・リップルの価格変動を分析し、モーメンタム効果が見られることを発見しています。モーメンタム効果とは過去のパフォーマンスがその後も持続する現象であり、米国の株式市場でみられるアノマリー(効率的市場仮説に反する規則性)の一つとされています。このことは、暗号資産(仮想通貨)市場では過去の価格変動を利用して収益を上げることができることを示唆しています。

Liu,Y., Tsyvinski, A., 2018. “Risks and returns of cryptocurrency” NBER Working Paper 24877.
Kyriazis, N. A., 2019. “A survey on efficiency and profitable trading opportunities in cryptocurrency markets” Journal of Risk and Financial Management, 12, 67, 1-17.
Urquhart, A., 2016. “The inefficiency of Bitcoin” Economics Letters 148, 80-82.
Vidal-Tomas, D., Ibanez, A., 2018. “Semi-strong efficiency of Bitcoin” Financial Research Letters, 27, 259-265.
石田・服部「仮想通貨市場は効率的か」財務省『ファイナンス』2018年10月号.

岩壷健太郎 仮想通貨はどのようなテクニカル分析が有効 (いわつぼけんたろう)

岩壷健太郎

神戸大学大学院経済学研究科 教授 早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学経済学研究科修士課程修了、UCLA博士課程修了(Ph.D.)。富士総合研究所、一橋大学経済研究所専任講師を経て、2013年より現職。財務省財務総合研究所特別研究官、金融先物取引業協会学術アドバイザー、日本金融学会常任理事を兼務。為替、株式、国債、コモディティの各分野で論文多数。主要著書として、『コモディティ市場のマイクロストラクチャー』など。

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