MACD関数の使い方
MetaTrader 4 プログラム初級編
MetaTrader 4のバージョンアップにより仕様が変わってきた部分がありますので、 記事を新しい仕様で書き直しております。この注意書きが書かれていないページは 旧仕様の記事になります。旧仕様の記事でも一部を除き基本的にはシステムの制作に問題はありません。
今回は MACD関数 の説明をします。
サンプルプログラムはこちらです。Zip圧縮していますので解凍してご利用ください。
サンプルプログラムの使い方は、以下の記事で説明しています。
今回やるのは、他の人が作ったシステムの導入方法です。システムの導入方法 次回から、内容が少々複雑になりますので、サンプルプログラムを作ってダウンロード出来るようにしておきます。 そのプログラムを使うための方法です。 ま.
MACD関数
では、MetaEditorを起動して下さい。
NameはiMACDにして置いて下さい。
前回のプログラムは変数に入れていたのがiMA関数でした。
今回は、このiMACD関数の説明です。
iMAと似ている部分がありますので、簡単に説明していきます。
通貨ペア と タイムフレーム はiMAと同じです。
基本的にNULLと0と入力しておけば問題ありません。
短期EMA 、 長期EMA 、 シグナル はMACDの使い方と同じです。
値を取る時間 は、今回は終値にします。
PRICE_CLOSEと入れて置いてください。
モード はMACDのメインの線かシグナルの線かを選択します。
メインならMODE_MAIN、シグナルならMODE_SIGNALと入力します。
シフト は数字を入れることによって、 その数字分前の足のデータを入力出来ます。
今回も前回のiMAと同じゴールデンクロスとデッドクロスが 売買条件 MACDの使い方 ですので、0と1の両方を変数に入れています。
今回のプログラムは、MACD(短期12,長期26,シグナル9)のメインとシグナルのゴールデンクロスとデッドクロスで仕掛けをして、手仕舞いはその逆のルール、手仕舞いと一緒にドテンするというものです。
では、コードを全て書けたらコンパイルのボタンを押してください。
エラーが出なかったら、MetaTrader 4のバックテストでiMACDを選んで、スタートして下さい。
【漫画】第47話「MACDの見方!2本の線とヒストグラムで売買シグナルがわかる」
兄
弟
読み方① 売買シグナルと上下トレンドを読む
兄
弟
読み方② ローソク足で相場反転を読む
- ゴールデンクロスが発生します。
- 陽線が2~3本続いたら買います。
- ヒストグラムが下にへこむ、もしくはデッドクロスが発生したら売ります。
兄
弟
■MACDの使い方
↓このチャートの状況なら買いということです。 MACDの使い方
2MACDでエントリー方向を判断する
これが基本的な考え方ですが、角度のあるクロスをした場合は
2つのライン(MACDとシグナル)が0ラインより下にあってもゴールデンクロスで
買うことや2つのライン(MACDとシグナル)が0ラインより上にあっても
デットクロスで売ることもあります。
■MACDで売買するときの上位足を使ったフィルター
1分足を使っているなら上位足は5分足
1時間足を使っているなら上位足は4時間足
4時間足を使っているなら上位足は日足
■MACDの実践的な使い方のまとめ
そして、その考え方を採用しつつ、その他のテクニカル指標と組み合わせることで
さらに精度の高い売買ルールを作ることも可能なので、チャレンジしてみて
いただければと思います。
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