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ストキャスティクスRSI
ストキャスティクスとは
- %K=(現在の終値 – 過去n期間の最安値)/(過去n期間の最高値 – 過去n期間の最安値) ストキャスティックス (STOCH)
- %D(Slow%K)=(n期間ストキャスティックスの分子のm期間移動平均)/(n期間ストキャスティックスの分母のm期間移動平均)
- Slow%D= %Dのx期間の単純移動平均(通常はx=3期間)
で計算されます。
ストキャスティクスは、要は「 現在値は、対象期間における変動幅に対して、どのあたりに位置しているか 」という意味です。
「%K」と「%D」の組み合わせを「ファースト・ストキャスティクス」と呼びます。これは感応度が高すぎてジグザグが激しすぎるためにあまり使われることはありません。一般に分析に使われるのは、よりスムージングされた「%D」と「SD(slowD)」の組み合わせである「スロー・ストキャスティクス」の方です。
RSIとは
RSI(The Relative Strength Index:相対力指数)は、多くのテクニカル指標を考案したJ.W.ワイルダー氏によって1978年に考案されました。RSIの計算式は、
- RSI=n期間の値上がり幅の平均÷(n期間の値上がり幅の平均+n期間の値下がり幅の平均)×100
RSIは、要は「 対象期間における上昇分は、対象期間の値動き全体(上昇と下降)に対して、どれほどの割合を占めるか 」という意味です。
【わずか1分!】MT5にストキャスティクスを設定する方法を画像付きでご紹介!
インジケーターまとめ
- ストキャスティクスってどこにあるの?
- %Kとか%Dってよく分からない…
PC版MT5!ストキャスティクスの設定方法
PCにストキャスティクスを設定する!
レベルの数値を基準値である50に近づけると、 シグナルの精度が緩くなるのでエントリーポイントが増えます 💡
ただその分ダマシも増えるので最初はデフォルトのままで大丈夫です✨
- ダマシは多くなるがエントリーポイントが増える
- 決済時間が短いトレードスタイルに向いている ストキャスティックス (STOCH)
=設定期間“ストキャスティックス (STOCH) 5”前後がオススメ❗
- ダマシは少なくなるがエントリーポイントも減る
- 決済時間が長いトレードスタイルに向いている
=設定期間“14”前後がオススメ❗
スマホMT5アプリ!ストキャスティクスの設定方法
スマホにストキャスティクスを設定する
1 画面上にある【f】ボタンをタッチ! | 2 メインウィンドウをタッチ! | 3 Stochastic Oscillator(ストキャスティクス)をタッチ! |
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- 1 画面上にある【f】ボタンをタッチ!
スマホ画面真上にある【f】をタップします^^ - 2 メインウィンドウをタッチ!
メインウィンドウをタップしてインジケーターを選びます^^ - 3 Stochastic Oscillator(ストキャスティクス)をタッチ!
今回設定するストキャスティクスを選択しましょう^^
※オシレータ系インジケーターの欄にあります😊
4 完了をタッチ! | ストキャスティックス (STOCH)5 あっという間に表示完成です^^ |
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- 4 完了をタッチ!
ストキャスティクスの設定期間などはデフォルトで構いません😊
- ダマシは多くなるがエントリーポイントが増える
- 決済時間が短いトレードスタイルに向いている
=設定期間“5”前後がオススメ❗
- ダマシは少なくなるがエントリーポイントも減る
- 決済時間が長いトレードスタイルに向いている
=設定期間“14”前後がオススメ❗
- ダマシは多くなるがエントリーポイントが増える ストキャスティックス (STOCH)
- 決済時間が短いトレードスタイルに向いている
=設定期間“5”前後がオススメ❗
- ダマシは少なくなるがエントリーポイントも減る ストキャスティックス (STOCH)
- 決済時間が長いトレードスタイルに向いている
=設定期間“14”前後がオススメ❗
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バイナリーでのストキャスティクスのためになる見方3選
・ストキャスティクスの計算式内容
簡単に言うと ストキャスティックスの%K値はこの期間の最高値と最安値の幅の中で、現在の値段は下から何%のところに位置しているのか? ということを表しています。
なので、バイナリーオプションでも80を超えたから逆張りだとか、20を下回ったから逆張りだとかやってしまうと、トレンド発生中だと%K値が戻らないといった現象が起こり、結局逆張りで勝てなくなってしまいます。
バイナリーでのストキャスティクスの見方3選
現在のチャートはドル円の1分足を表示しております。
今回はわかりやすいように2種類の期間のストキャスティックスを入れてみました。
そして%K値のみ表示しております。
ストキャスティクスは 今回、期間を15・10・5 の3つの期間に分けて設定しています。
エントリーを控えるべきポイント
このあたりのストキャスティックス数値を参考に、ローソク足見てみると黄色矢印の部分は全く戻らずに陰線が多発。
逆張りが効きにくい相場 だというのが一目でわかるんじゃないかなと思います。
僕がストキャスティクス使う時に注視していた部分がこの黄色の矢印のような部分です。
こういった、なかなか戻らないトレンドが発生してしまった時、 こういった相場は当然エントリーを控えるべき相場 だと判断できると思います。
レンジでのエントリーポイント
1回目の山の終わりと2回目の山の終わりで%K値が20を下回って来たとなると、 周期的にこの波が発生している なぁというのが見えてくるわけです。(赤丸の部分)
トレンドの方向性の見方
20は越えて上へ向かうけど、80超えまではいってないということは、ずっと下落のトレンドが形成されていることがわかると思います。しかも 段々と山の感覚が狭くなってきてますね。
ストキャスティクスの正しい使い方、買いシグナルを見つける参考になります
下記の画像は、楽天証券のマーケットスピードで取得したストキャスティクスのグラフです。
ストキャスティクスの基本的な見方は、「 %K(パーセントK)が75%以上で買われすぎ、25%以下で売られすぎ 」というものです。RSIというテクニカル指標と似たような使い方です。
そしてもう一つの見方が、%Kと%Dを組み合わせて売買シグナルを判断する方法です。
下記の画像のポイントがそれぞれ、買いシグナル、売りシグナルです。
スローストキャスティクスで精度を高める
上記の画像を見てもわかるとおり、%Kと%Dを使ったストキャスティクスは、 グラフが細かく振れすぎて使いにくい デメリットがあります。
このデメリットを改善するために開発されたのが、 スローストキャスティクス という指標です。上記で紹介したストキャスティクスは、一般的に「ファストストキャスティクス(ノーマルストキャスティクス)」と呼ばれているものです。
チャートの見方は先ほどと同じで、%Dが75%以上で買われすぎ、25%以下で売られすぎとなります。
また、ストキャスティクスが底値圏で%Dが%Slow Dを下から上に上抜いたら買いシグナル、その逆は売りシグナルとなります。
とはいえ、細かく変動するファストストキャスティクスよりも使いやすく信頼度も高いため、ストキャスティクスを使った売買をする時は、 通常はスローストキャスティクスを使う ようにします。
もう一つのストキャスティクス
楽天証券の取引ツール「マーケットスピード」には、ノーマルストキャスティクス・スローストキャスティクスに加えて、「ストキャスティクス(オリジナル)」という指標が用意されています。
- ノーマルストキャスティクスとスローストキャスティクスがある
- スローストキャスティクスの方が信頼度が高い
- %K(短期線)、%D(中期線)、%Slow D(長期線)のうち2つを使う
- より短期のグラフが75%以上で買われすぎ、25%以下で売られすぎ
- より短期のグラフが長期のグラフを上抜いたら買いシグナル、下抜いたら売りシグナル
複数のテクニカルを組み合わせて判断すること
株式投資の最強の取引ツールとも言われる、 楽天証券の「マーケットスピード」 は、20種類以上のテクニカル分析が使えるリアルタイムトレーディングツールです。
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この記事の執筆者
川原裕也 執筆者の詳細プロフィール 右も左もわからない状態で株式投資をはじめ、10年以上が経ちました。その間に、引きこもりになったり、会社を設立したり、いろいろなことがありました。「いい人」がたくさんいる世界の実現が目標です。「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」 - アインシュタイン 姉妹サイト「今日の経営」でも記事を書いています。
ストキャスティクスRSIとは何ですか? StormGainではどのように機能しますか
ストキャスティクスRSIとは何ですか?
ストキャスティクスRSI、または単にStochRSIは、資産が買われ過ぎか売られ過ぎかを判断し、現在の市場動向を特定するために使用されるテクニカル分析指標です。 名前が示すように、StochRSIは標準相対力指数(RSI)の派生物であり、そのため、指標の指標と見なされます。 発振器の一種で、中心線の上下で変動します。
StochRSIはどのように機能しますか?
標準のRSIと同様に、StochRSIに使用される最も一般的な時間設定は14期間です。 StochRSIの計算に含まれる14の期間は、チャートの時間枠に基づいています。 したがって、日足チャートは過去14日間(ローソク足)を考慮しますが、時間足チャートは過去14時間に基づいてStochRSIを生成します。
期間は日、時間、または分に設定することができ、それらの使用はトレーダーごとに大幅に異なります(プロファイルと戦略に応じて)。 期間の数は、長期または短期の傾向を識別するために上下に調整することもできます。 20期間の設定は、StochRSIインジケーターのもう1つのかなり一般的なオプションです。
前述のように、一部のStochRSIグラフパターンでは、0から1ではなく0から100の範囲の値が割り当てられます。これらのグラフでは、中心線は0.5ではなく50になっています。 したがって、通常0.8で発生する買われ過ぎのシグナルは80で示され、売られ過ぎのシグナルは0.2ではなく20で示されます。 0〜100に設定されたグラフは少し異なって見える場合がありますが、実際の解釈は基本的に同じです。
StochRSIの使い方は?
StochRSI対RSI
ただし、ストキャスティクスRSIと比較すると、標準RSIは比較的動きの遅いインジケーターであり、少数のトレーディングシグナルを生成します。 ストキャスティクス公式を通常のRSIに適用することで、感度を高めた指標としてStochRSIを作成することができました。 その結果、それが生成するシグナルの数ははるかに多く、トレーダーは市場のトレンドと潜在的な買いまたは売りのポイントを特定する機会が増えます。
結びの考え
ストキャスティクスRSIは、市場の動きに対するスピードと感度が高いため、アナリスト、トレーダー、投資家にとって、短期分析と長期分析の両方で非常に有用な指標になります。 ただし、シグナルが多いほどリスクも高くなるため、StochRSIは、作成するシグナルの確認に役立つ可能性のある他のテクニカル分析ツールと一緒に使用する必要があります。 暗号通貨市場は従来の市場よりも不安定であり、そのため、誤ったシグナルの数が増える可能性があることを覚えておくことも重要です。
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