金融商品取引法 第三十八条の二 金融商品取引業者等は、その行う投資助言・代理業又は投資運用業に関して、次に掲げる行為をしてはならない。 一 投資顧問契約、投資一任契約若しくは第二条第八項第十二号イに掲げる契約の締結又は解約に関し、偽計を用い、又は暴行若しくは脅迫をする行為
二 顧客を勧誘するに際し、顧客に対して、損失の全部又は一部を補てんする旨を約束する行為 (損失補塡等の禁止)
第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。
一 有価証券の売買その他の取引(買戻価格があらかじめ定められている買戻条件付売買その他の政令で定める取引を除く。)又はデリバティブ取引(以下この条において「有価証券売買取引等」という。)につき、当該有価証券又はデリバティブ取引(以下この条において「有価証券等」という。)について顧客(信託会社等(信託会社又は金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第一条第一項の認可を受けた金融機関をいう。以下同じ。)が、信託契約に基づいて信託をする者の計算において、有価証券の売買又はデリバティブ取引を行う場合にあつては、当該信託をする者を含む。以下この条において同じ。)に損失が生ずることとなり、又はあらかじめ定めた額の利益が生じないこととなつた場合には自己又は第三者がその全部又は一部を補塡し、又は補足するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
二 有価証券売買取引等につき、自己又は第三者が当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為 引用:金融商品取引法
ゼロカット(追証なし)海外FXでは常識なのに、国内FXで採用されないのはなぜ?
第 2 位
第 5 位
借金をチャラにしてくれるゼロカットとは?
ほほほ。ゼロカットのことじゃな。
それは本当じゃよ。ロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになっても、FX業者がマイナス分を補填してくれるサービスじゃ。
海外FX業者の最大の特徴が「ゼロカット」です。
ゼロカットは、 大きな相場変動が発生した際にロスカットが間に合わずに口座残高がマイナス担った場合、その損失分をFX業者が補填してくれる(肩代わりしてくれる)サービス のことです。
相場の急変でレートが飛び、ロスカットが間に合わない…というケースは稀に発生します。ロスカットが間に合わなければ、想定していた以上の(ロスカット水準を越える)損失を被る可能性があります。損失額の規模によっては口座残高が マイナス になるケースもあるのですね。30万円の口座残高が、瞬時に マイナス100万円 になってしまうこともあるのです。
通常ならばこの マイナス100万円 は追加証拠金(=追証)としてFX業者から請求されます。なぜなら借金だからです。
しかし、ゼロカット業者であれば、あなたの マイナス100万円 (借金)は全て業者が肩代わりしてくれます。つまりあなたの口座は0円に戻してもらえるのです。
これがゼロカットと呼ばれるサービスです。
海外FX業者ではあたりまえとされるゼロカットですが、日本国内のFX会社(登録業者)でゼロカットを採用している会社は1つも存在しません。ですので以下のような疑問を持つユーザーも少なくないでしょう。
【2022年5月版】優位性の高いFX商材 Best5
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第 海外FXの”追証なし”のゼロカットシステムとは 5 位
ゼロカット(追証なし)海外FXでは常識なのに、国内FXで採用されないのはなぜ?
日本国内のFX会社がゼロカットを採用しない理由は、法律で禁止されているからです。金融商品取引法で明確に定められています。
海外FXの”追証なし”のゼロカットシステムとは金融商品取引法
第三十八条の二 金融商品取引業者等は、その行う投資助言・代理業又は投資運用業に関して、次に掲げる行為をしてはならない。
一 投資顧問契約、投資一任契約若しくは第二条第八項第十二号イに掲げる契約の締結又は解約に関し、偽計を用い、又は暴行若しくは脅迫をする行為
二 顧客を勧誘するに際し、顧客に対して、損失の全部又は一部を補てんする旨を約束する行為(損失補塡等の禁止)
第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。
一 有価証券の売買その他の取引(買戻価格があらかじめ定められている買戻条件付売買その他の政令で定める取引を除く。)又はデリバティブ取引(以下この条において「有価証券売買取引等」という。)につき、当該有価証券又はデリバティブ取引(以下この条において「有価証券等」という。)について顧客(信託会社等(信託会社又は金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第一条第一項の認可を受けた金融機関をいう。以下同じ。)が、信託契約に基づいて信託をする者の計算において、有価証券の売買又はデリバティブ取引を行う場合にあつては、当該信託をする者を含む。以下この条において同じ。)に損失が生ずることとなり、又はあらかじめ定めた額の利益が生じないこととなつた場合には自己又は第三者がその全部又は一部を補塡し、又は補足するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
二 有価証券売買取引等につき、自己又は第三者が当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為引用:金融商品取引法
ゼロカットとは損失補填のことを指します。
”損失補填”って言葉、ニュースで聞いたことありますよね。証券会社が顧客の損失を補填して行政処分を受けたというニュースです。最近では以下のニュースが世間を騒がせました。
東郷証券幹部ら 4人逮捕 損失補填疑 いで地検特捜部
2019年6月20日
海外FXの”追証なし”のゼロカットシステムとは東郷証券(東京・港)が 外国為替証拠金(FX)取引で生じた顧客の損失を穴埋めした として、東京地検特捜部は20日、同社取締役の林泰宏容疑者(58)と、大阪市の商品先物会社「さくらインベスト」社長の宮井智浩容疑者(48)ら4人を 金融商品取引法違反(損失補填)容疑で逮捕 した。
引用:日本経済新聞WEB版
上のニュースのように刑事事件として立件され逮捕者が出ることは稀ですが、日本において、損失補填はれっきとした法令違反なのですね。
日本国内のFX会社がゼロカット(損失補填)をしない理由は、 法令違反 だからじゃよ。
身も蓋もない話ですが、日本国内のFX会社がゼロカット(損失補填)をしない理由は、それが明確な法令違反にあたるからです。単純な話ですね。
海外FXのゼロカットシステムとは?追証とは?初心者の方にも分かりやすく解説
知識
今回はゼロカットシステムを初心者の方にも分かりやすく解説していきます。これを理解出来れば海外FXの魅力が更に理解出来ると思います。
FX取引で生じる追証とは
分かりやすく簡単にまとめると追加で担保の差し入れが必要となった状態です。
ですが、投資は全く危険ではありません。
しかし、海外FX業者の場合はゼロカットシステムを採用している業者が殆どなので 追証の可能性が一切ありません 。
海外FX業者のゼロカットシステムとは?
基本的にはマイナスになる前に各海外ブローカーが定めてある証拠金維持率を下回れば強制的に決済されます。この制度の事をロスカットといいます。多くの業者が20~50%内でロスカット制度を設けています。
海外FX業者はマイナス分をゼロにしてくれます 。
ゼロカットシステムはお互いが得をする
ゼロカットがあるおすすめな海外FX業者TOP3
1XM Trading(エックスエム)
こちらの業者は安定の安心感、長年の運営実績、 日本人ユーザー数ナンバー1 の海外FX業者です。海外FX業者に興味を持ち調べると必ずと言っていい程出てきます。それ程に認知度も高くユーザー数も多い分安心して利用出来ます。
2TitanFX(タイタンFX)
こちらもゼロカットアリの現在人気急上昇中のTitanFX(タイタンFX)。レバレッチ500倍と少額資金で取引を始めるには十分なレバレッチを提供しています。特徴はスプレッドの狭さ。海外FX業者とは思えない狭さを提供している。
3GemForex(ゲムフォレックス)
GemForex(ゲムフォレックス) はなんと言っても超絶豪華なボーナス。ボーナスだけで言えば業界トップクラスのサービスを随時開催しています。無料口座開設するだけでクレジットボーナス2万円が口座に付与されたり、
追証なしゼロカットは海外FXだけ!借金地獄に近いのは国内FXだった?!
(画像元:金融先物取引業協会HP)
- 1月:南アフリカランド/円の暴落
- 6月:イギリス国民投票でEU離脱が決定
レバレッジが低いからといって、必ずしも借金を背負ってしまうリスクが小さいとは言えないんですね。
追証は無視できない!解消するまで一生借金扱い
- トレーダー:追証の債務(追証の支払い義務)
- ブローカー:追証の債権(追証を借金とみなして回収してもいいよ、という権利)
- 債権回収会社に依頼して支払い催促
- 給料の差し押さえ
基本的に追証は「一括請求」になるので、分割払いで返済していくのも非現実的です。(もちろん業者に相談すれば分割払いを認めてくれる場合もありますが…)
追証が払えないとなると残された道は自己破産(※)で借金を帳消しにする他ありません。
万が一自己破産が認められな場合でも「個人再生」という手続きをとれば、借金を最大10分の1まで減額することができます。
海外FXならゼロカットシステムで口座残高が「0」に戻る
口座残高がマイナスになっても追証を請求してこないからです。
マイナス残高はどうやって補填するのか
トレーダーの口座残高マイナス分をカバーするためのお金の出どころは、海外FXブローカーの資金・利益から。
ブローカーが身を切ってトレーダーを守ってくれてるというわけです。
「でもトレーダーの損失をカバーしてたら、業者が潰れちゃうんじゃないの?」
しかしトレーダーの追証をカバーしたからといって、潰れてしまうブローカーの方が珍しいです。
世界的に活躍している海外FXブローカーは、国内ブローカーとは比べ物にならない資本力を誇っています。
【国内外のFXブローカーの資本金比較】
業者名 | 資本金 |
---|---|
XM (海外FX、追証なし) | 360,000,000USD(約360億円) |
GMOクリック証券 (国内FX、追証あり) | 43億4,666万3,925円 |
DMM FX (国内FX、追証あり) | 1億円 |
海外FXブローカーは国内FXブローカーの10倍以上の資本金を用意しています。
海外FXと国内FXで追証(マイナス残高)への対応が異なる理由
海外FXと国内FXの「追証」に対する対応が違う理由には両者の注文方式の違いが影響していることが考えられます。
国内FXでは「追証なし」だと利益が著しく減る
DD方式の国内FXブローカーはトレーダーが取引で負ければ負けるほど利益をあげられる仕組みになってます。
「追証のカバーなんてしてたら業者自体が全然儲からない!」ということで、国内FXは追証なしにはできないというわけです。
【例】トレーダーAとトレーダーBがヘッジ(※)になるように同じ枚数のポジションで取引した場合
トレーダーA:取引で40万円の利益⇔業者は40万円の損失
トレーダーB:取引で口座残高マイナス40万円⇔業者は40万円の利益
そもそも日本では「損失補填」が法律で禁じられている
日本の証券会社をフォローするわけではありませんが、日本ではたとえ「追証なしにしたくてもできない」ことになっています。
法律で顧客の損失補てんが禁じられているからです。
- 事前の損失補填又は利益追加の約束・申し込み
- 事後の損失補填又は利益追加の約束・申し込み
- 事後の損失補填行為又は利益追加行為
海外FXは「追証なし」でトレーダーの取引意欲を高めている
答えはシンプルにトレーダーに大きなポジションでどんどん取引してもらうためです。
NDD方式の海外FXでは、業者の懐に入ってくる利益は取引ごとに徴収しているスプレッド分だけ。
トレーダーが大きなポジションでたくさん取引してくれるとブローカー側もどんどん儲かります。
追証なしゼロカット対応の海外FX業者一覧!過去のゼロカット事例も紹介!
ただ「追証なし」はあくまで口約束にしかすぎません。
今回は「本当に過去に追証なしゼロカットを執行した」ことが確認できたブローカーだけを紹介しています。
FXDDという海外FXブローカーです。
言い分は「こんな為替変動は予想してなかったから、顧客の損失をカバーするのはサービスの範囲を超えている」というもの。
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