投資基礎講座

キャッシュフローとは何か

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キャッシュフローとは何か

キャッシュフロー経営とは、会計上の利益ではなくキャッシュ、つまり「現金」がまわる経営をすることです。事業を通して自由に使える「現金」を最大化させることなのです。
本セミナーでは、キャッシュフローとは何かという基本的なところから、現場で起こる問題やその対策を、資金調達の方法とからめてわかりやすく解説していきます。経営に携わる方だけでなく、経理担当の方もぜひご参加ください。お待ちしております。

次のようなお悩みはございませんか?

  • 損益計算書上は利益が発生しているのに資金繰りに苦労している。
  • 資金調達を借入金に依存しており、貸し渋り・貸しはがしが恐い。
  • 適正な借入金の範囲が分からず、金融機関の言いなりになっている。
  • 投資の判断でいつも悩んでしまう。

キャッシュフロー経営で解決します!

村尾 謙次

村尾 謙次

2022年 日程表

セミナー内容

利益は決算上の概念、キャッシュは事実
資金繰りに悩まない キャッシュ(=現金) がまわる経営をしよう!

資金繰りの8原則

  1. 利益の原則
    損益計算書で利益を増やせば、長期的には必ずキャッシュは増える。キャッシュの流れを良くするには、業績を上げること。
  2. 非資金費用の原則
    損益計算書でお金の出がない費用(減価償却費等)が計上されていれば、利益は小さくてもキャッシュは残っていることがある。
  3. 売掛債権の原則
    売掛金や手形は早く回収すること。回収が遅くなるほど、資金繰りが圧迫される。
  4. 在庫の原則
    在庫は極力持たないこと。在庫は販売し、入金されるまで、キャッシュにならない。
  5. 買掛債務の原則
    支払はできるだけ長いほうが好ましい。支払日までにキャッシュを手元に残せば、その分資金繰りにも余裕ができる。
  6. 資産の原則
    固定資産を持ちすぎない。投資が多額になりすぎると、回収までに時間がかかり、資金が拘束される。
  7. 負債の原則
    前受金(手付金)はいただくこと。商品やサービスを提供する前に、キャッシュを得る。
  8. キャッシュフローとは何か
  9. 純資産の原則
    純資産は資本金よりも利益の蓄積(内部留保)を多くすることが大切。金融機関もこれを重要視する。

セミナーカリキュラム

1.中小企業におけるキャッシュフロー経営のポイント

  1. 勘定合って銭足らず(黒字倒産)の防止
  2. 金融機関の貸し渋り対策(企業格付けの向上)
  3. 資金計画の立案

2.企業格付け向上の方法

貸借対照表、損益計算書をしっかり理解する
まずは決算書をしっかり読みこなそう

  1. 貸借対照表とは ー 貸借対照表の読むべきポイント
  2. 損益計算書とは ー 損益計算書の読むべきポイント

3.キャッシュフローに迫る(利益とキャッシュの関係)

利益とキャッシュは違う 資金の基本を理解する

財務三位一体論
損益計算書の利益とキャッシュの不一致はなぜ起こるのか。
その解明と相関関係を、貸借対照表の増減を用いてクリアにしていきます。

キャッシュフローの計算方法~計算書の作り方や直説法・間接法について

売り上げを現金や預金ではなく売掛金や受取手形などの形で受け取った場合や、商品・サービスを提供する前に仕入れ先への支払いが必要なケースでは、損益計算書上では利益が出ていても、手元に現金がないという状態になりがちです。キャッシュフロー計算書をきちんと見ることができれば、現金の動きを営業、投資、財務の3つの要素から確認できます。そのため、利益は出ているけれど手元に現金がないという状況もすぐに把握できます。経営状態の健全性を正しく確認するために、キャッシュフロー計算書は重要な役割を果たすといえます。

キャッシュフローのお悩みはキャッシュレス決済対応のPOSレジで解決

決済端末一体型POS

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stera terminal1台でレジ、決済端末として利用可能。

キャッシュレス決済機能

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さまざまな決済端末との連携が可能。

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キャッシュフロー計算書とは?企業のお金の動きを読めるようになろう!(いろはに講義④)

例えば、損益計算書では黒字なのに営業キャッシュフローがマイナスの場合、「売掛金」が回収できていないという問題があったりする。
売掛金とは代金を受領する権利のことだよ。具体的に言うと、販管費100万円をかけて200万円の売上を上げたとしても、そのうち120万円が売掛金だったら、会計上は利益が出ているけれど実際の現金でみると-20万円の赤字になる。
これが積み重なると、いわゆる黒字倒産に繋がっていくんだ。

損益計算書との違い

損益計算書だけ見たらプラスなのに!
3つの資料を合わせて見ることが大切なんですね・・・

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キャッシュフローとは何か

キャッシュフローとは何か

1 勘違いされやすい「キャッシュ・フロー」と「資金繰り」

2 「キャッシュ・フロー」の意味にだまされるな!

まずは、キャッシュ・フローです。キャッシュとは「お金」のことですよね。そこは問題ないと思います。フローは「流れ」のことです。ですから、キャッシュ・フローとは「お金の流れ」を意味します。
中小企業も「キャッシュ・フロー経営」をしていくことが大事ですが、実際にはどのようにして自社のキャッシュ・フロー(お金の流れ)を見ながら経営をしていけばいいのでしょうか?
残念ながら、決算書を見てもキャッシュ・フロー(お金の流れ)は分かりません。決算書とは、貸借対照表と損益計算書のことです。貸借対照表は「資産と借金のバランス」を見るための表です。損益計算書は「儲け」を見るための表です。ですから、貸借対照表と損益計算書を見たところで、キャッシュ・フロー(お金の流れ)は誰にも分からないのです。そこで「キャッシュ・フロー計算書」という中小企業にはあまり馴染みのないものが登場してきます。

では、「キャッシュ・フロー計算書」の本当の姿とは何なのでしょうか? それは「 お金の増減バランスを見るための表 」です。では、お金の何と何の増減バランスを見るのでしょうか? その答えは、次の3つです。

キャッシュ・フロー計算書」のひな型の画像です

キャッシュ・フロー計算書の簡単な事例の画像です

まずは、一番下にある「キャッシュの増加額」を見てください。A社もB社も会社全体のお金の増減だけを見れば11億円の増加です。A社もB社も全く同じですので、これだけ見ていてもA社とB社の違いが分かりません。そこで、それらの内訳として、お金の3つの増減バランスについても見ていきたいと思います。
まずはA社から見ていきましょう。本業でのお金の増減を見ると2億円の赤字ということが分かります。ところが、株や不動産を売ったことによって5億円のお金が増えています。さらに借入をして8億円が増えています。その結果、会社全体で見ると11億円のお金が増えたということです。
次に、B社を見てみましょう。本業で9億円の黒字です。株や不動産を売ったことによって増えたお金は1億円しかありません。そして借入でも1億円しか増えていません。その結果、会社全体で見ると11億円のお金が増えたということです。
ここでちょっと考えてみてください。もしあなたが投資家であったなら、A社とB社のどちらの会社に投資をしたいと思いますか? 普通に考えれば本業に強いB社に投資しますよね。「キャッシュ・フロー計算書」は何を隠そう、この投資判断をするためのものなのです。

ここまでお読みになれば、気付かれたことでしょう。 「キャッシュ・フロー計算書」は投資家向けの情報であり、経営者向けの情報ではない ということです。
特に勉強家の中小企業経営者にありがちなのですが、「うちもキャッシュ・フロー計算書を作ってキャッシュ・フロー経営をしないといけないと思っています」という考えです。このような方には筆者は常々こう言っています。「キャッシュ・フロー計算書は作らなくていいですよ。あれは投資家向けの情報であって経営者向けの情報ではないからです。上場会社は、法律により(投資家のために)作らないといけないことになっていますが、上場していない中小企業は作る義務はありません」と。

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3 「資金繰り」とはそもそもどういう意味なの?

ここから話がガラッと変わります。ここまでの話では「キャッシュ・フロー計算書」は、先々の経営判断の材料にはならないということでした。それでは、どのようにすれば、お金の流れをつかむことができるのでしょうか? 何を材料にして先々の経営判断をしていけばいいのでしょうか? その答えが「資金繰り」です。

中小企業経営者に「資金繰りはきちんとやっていますか?」と聞くと、「はい、やっています。金融機関には折り返しで融資できるように話はしています」という声をよく聞きます。「ということは資金繰り表をきちんと付けているのですね?」と聞くと、「え~、そういうのはあるにはあるけど……」と急に歯切れが悪くなることが多いのです。
「資金繰り」は「どうやってお金を借りるのか?」という意味ではありません。 「資金繰り」は「予測」すること です。何を予測するのかというと、お金の流れを予測します。お金の流れとは、先々の日々のお金の「入り」と「出」と「残り」のことです。そのお金の流れを予測した結果、例えば、4カ月後の仕入代金が1000万円足りなくなりそうであれば、お金を借りることを検討します。つまり、資金繰りは、まず予測ありきなのです。資金繰り=予測といってもいいでしょう。予測あっての借入ということになります。

資金繰り表の例を示した画像です

簡単に説明します。エクセルで、1カ月分を1シートとし、12シート(1年分)を作成し、見込み(予測)の数字を1年先まで入力してしまいます。実際に動いた実績の数字については、見込み(予測)の数字を上書きして修正します。そのようにしていけば、「〇月〇日にいくらお金が足りなくなるのか?」、あるいは「〇月〇日にいくらお金が余っているのか?」ということが、誰が見ても一目瞭然になります。そのため支払い直前ギリギリではなく、何カ月も前に打つ手が明確になります。対策が立てやすく、気持ちに余裕を持って資金繰りができるようになります。白色は「入り」、黄色は「仕入」、緑色は「経費」、青色は「税金」、茶色は「返済」としています。ちなみに、この資金繰り表は「どんぶり大福帳®」と名付けました。
なお、この「どんぶり大福帳®」は、 こちらからダウンロード できます。

キャッシュフローとは何か

経営は「PLAN(計画)」「DO(実施)」「SEE(評価・予測)」のサイクルで成り立っています。キャッシュフロー経営とは、その3つの段階それぞれにおいて、「キャッシュのフロー」(お金の流れ)に着目した経営のことをいいます。

キャッシュフロー経営とは

具体的に説明していきましょう。
まず 「PLAN(計画)」=「本当に儲かる案件は何か。」
例えば「新しく投資を判断する場面」や「事業の売却・買収をする場面」でキャッシュフローに着目することで、「本当に儲かる案件は何か」を正確に把握することが可能となります。
(実際、最近では、新規の投資、あるいはM&Aの為に事業価値を評価する際には、その投資や事業が将来生むであろうキャッシュフローを予測します。それを現在の価値に割り戻して判断する事が、専門家の間では必須の手法となっています。)

次に、 「DO(実施)」=「本当に儲かる製品は何か。」
これは、日々のお金の動きのことなので馴染みがあると思います。
ですが、単に「資金繰り」の把握だけではなく、生産や在庫の管理と改善なども、キャッシュフローに着目することで正しい経営判断とその実行ができるようになります。
例えば、貸借対照表や損益計算書だけでなく、キャッシュフローの観点から在庫の実態や労務費・間接経費などの費用を把握することで、「本当に儲かる製品は何か」を適切に判断することが可能となります。

最後に、 「SEE(評価・予測)」=「いくら投資して、いくら儲かったか。」
投資に対する業績評価に活用されます。
会計のルールにより変動する貸借対照表と損益計算書でみる利益とは異なり、投資に対するリターンをキャッシュフローで握することで「いくら投資していくら儲かったか」を正確に評価することが可能となります。

キャッシュフローに着目する

3つのキャッシュフロー

キャッシュフロー経営では、発生するキャッシュフローの内容を「営業活動によるキャッシュフロー」「投資活動によるキャッシュフロー」「財務活動によるキャッシュフロー」の3つに分類します。

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