RSIはオシレーター系テクニカルの基本。
相場の買われすぎと売られすぎがわかる!
RSIは、ある一定期間(一般的には14日を使用)の中で、前日から上昇した日と下落した日のどちらが多かったかを、ゼロ%~100%の数値で表したものです。直近14日間の終値を調べたときに、前日から上昇した日と下落した日がどちらも7日なら、RSIは中間値の50%となります。14日間すべて上昇していたら100%、すべて下落していたらゼロ%です。つまり、RSIが100%に近いほど、上昇した日が多く、ゼロ%に近づくほど下落した日が多かったということになります。
2日や3日などの短期間なら珍しいことではありませんが、流動性が確保された金融商品で、一般的に多用される14日間を使ってRSIがゼロ%や100%になることは、まずありません。一般的には、RSIが70%以上になれば買われすぎ、30%以下になれば売られすぎの目安と判断します。
逆張りへの応用方法と注意点
トレードへの活用方法としてよく目にするのが、RSIが70%を超えたら売る、30%を下回ったら買うという、逆張りの手法です。しかし、これは半分正解ですが、半分間違いです。
このような状況のときに、オシレーター系指標の買われすぎや売られすぎの目安とされる水準だけに着目して逆張りでトレードするのは、相場のトレンドを無視していることになります。逆張りのトレードが機能するのは、レンジ相場のときや比較的緩やかなトレンド相場を形成しているときに限定されると覚えておきましょう。
そのほかの活用方法
相場が上昇トレンドのときに、RSIが50%を超えている状態から上昇すると、トレンドの加速を示していると捉えて買う、反対に相場が下降トレンドのときに、RSIが50を割り込んでいる状態から低下したら売るという方法もあります。
価格とRSIのダイバージェンスに着目する方法も有効です。価格が前回の高値を上回ったのに、RSIが低下したり前回よりも低い水準にとどまる、あるいは価格が前回の安値を割り込んだのに、RSIが上昇したり前回よりも高い水準にとどまる──これが価格とRSIのダイバージェンスと呼ばれる現象です。
【RSIまとめ】RSI(相対力指数)一定期間の値幅から値動きの強弱を分析
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要するにRSIとは
- 特定期間の上昇幅と下落幅の合計に対して、上昇幅の合計がどれくらいの割合かを表したもの
- 一般的に「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断するために使われる
- 上昇トレンド・下降トレンドの判断にも利用できる
RSIとは英語表記 「Relative Strength Index」 の略で 「相対力指数」 のことです。
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